iPhoneのバックアップ
さて,先日iPhoneを買い替えたぽんぽんですが,先日の記事では軽く触れるにとどめた,バックアップについてちょっと詳しく書いていこうと思います。
背景
私が持っているのはMacbook Airで,SSDの容量は128GBです。以前使用していたiPhone 6s Plusの容量は64GB。こんな大きい容量のバックアップをまともにSSDにやろうと思ったって,容量が足りません。
というわけで,どうしていたかというと外付けHDDを使ってしまうわけです。
iPhoneのバックアップはどこに保存されているの??
そもそも,普通の場合,どこにバックアップが保存されているのかご存知でない方も多いのではないでしょうか。
iTunesでiPhoneの同期画面を開く際,バックアップという枠があると思います。
これが,iCloudになっている場合iCloudに保存されます。
これが,このコンピュータになっている場合は自分のPCにバックアップが保存されていることになります。
ちなみに,私はこれに該当しました。
確認方法
PC内に保存されている場合は,下記の手順でバックアップ保存場所を確認できます。
iTunesを押し,設定をクリック
デバイスをクリックし,バックアップのファイルを右クリックし,Finderで表示をクリックする。
特に自分で変更などを行っていなければ,おそらく下の場所になるかと思います。
Library/Application\ Support/MobileSync/Backup
iCloudの問題点
iCloudに保存しておけば問題ないやん!って思うかと思いますが,iCloudは無料で使える容量が5GBと制限されています。
お金を払っていいっていう人なら400円/月で200GB分iCloudを利用できますので,これで解決です笑
お金がない人向け
というわけで,普通お金がないからということで自分でバックアップするかという風になるわけです笑
こちらのサイトを参考にさせていただきました。
Backupフォルダを外付けHDDにコピーする
まずは,先程確認したBackupフォルダを外付けHDDにコピーします。
結構容量が大きいので時間がかかるかもしれません。気長に待ちましょう。
もともとのPCにあったBackupフォルダを消去する
外付けに移動させ終わったら,もともとあったPC側のBackupフォルダをゴミ箱に入れます。
外付けHDDに移動させた方を削除しないように気をつけましょう。
この時,iTunesを一度終了させておいたほうが良いかと思います。
ターミナルからシンボリックリンクを使用して保存先を変更する。
シンボリックリンクと呼ばれる方法を使ってMacに外付けHDDの保存先を認識させるようにします。簡単に言えばエイリアスのような存在だと思っていただければいいと思います。
アプリケーション→ユーティリティ→ターミナルから起動します。
ちなみに,私はiTermと呼ばれる別のアプリケーションを使っています。こちらの方が拡張性があって見栄えを色々変更できるので,これを使っています。もしよかったら使ってみてください。
ターミナルからシンボリックリンクを作る方法は以下を打ち込むことになります。
ln -s 外付けHDDのパス PCのBackupフォルダ
例は以下のとおりです。コピペして日本語の部分(外付けHDDの名前&ユーザ名)を書き換えてみたら良いかと思います。
ln -s /Volumes/外付けHDD名/Backup /Users/ユーザ名/Library/Application\ Support/MobileSync/Backup
僕がやると下のようになります。
このあとiTunesを再起動し,バックアップを再度取れば,外付けHDDにバックアップが取られるようになります!
まとめ
- iCloudは無料では5GBしか使えないので,容量の大きいiPhoneのバックアップを取ることができない事が多い。
- MacbookAirなどはSSDでそもそも容量が小さいため,内蔵メモリに保存するのも難しい。
- Library/Application\ Support/MobileSync/Backupがバックアップのある場所
- 外付けHDDを用意し,シンボリックリンクを使うことで外付けHDDにバックアップが取れるようになる。
シンボリックリンクは結構便利なので使ってみてください。私はDropboxでもつかっているので,活用方法を今度ご紹介したいと思います。
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