ミュージカル映画 グレイテストショーマン
昨年のラ・ラ・ランドに続き,今年もミュージカル映画がやってきました!
グレイテスト・ショーマンの主演はヒュー・ジャックマン
ヒュー・ジャックマン演じるPTバーナムは、エンタテイナー、ショーマン。
ヒュー・ジャックマンは,レ・ミゼラブルで主演ジャン・バルジャン役を演じていましたね。こちらの映画でも非常に歌唱力が高く,アカデミー賞主演男優賞にノミネートされています。
このPTバーナムは19世紀に興行師として活躍した実在の人間です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/P%E3%83%BBT%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%A0ja.wikipedia.org
貧乏だったバーナムは,自分の父が仕立てで訪れていた大富豪の家のチャリティと結婚。
バーナムの務めていた会社が倒産してしまったことから,一念発起して博物館を開館させるものの,客足は芳しくありません。
そこで,小人症,髭の生えた女性,入れ墨だらけの男などなどを雇入れCIRCUS軍団を結成。
自らも登場するショーを上演し好評を得ます。
街の新聞記者などからは,冷たい視線を送られるものの,なんとかしてこのショーを有名かつ上流階級の人にも認められるようにするため,バーナムは著名な作家フィリップにコンタクトを図ります。
フィリップのコネで,英国ビクトリア女王にショーを披露し,その場に居合わせたオペラ歌手ジェニーに全米ツアーを提案。こうしてバーナムは少しずつ上流階級の人間に認められるようになりつつありました。
これから先はネタバレしてしまうので割愛w
子供から,オトナまで,様々な困難に立ち向かい,そして周囲の人間からの協力によって,ショーが素晴らしいものになっていく姿に感動できる映画になっているのではないかと思います。
ララランドの制作陣
本作品の音楽は,ラ・ラ・ランドにて歌曲賞を受賞したベンジ・パセック&ジャスティン・ポールコンビです。
予告編でも,ラ・ラ・ランドの制作陣が本作品を手がけていることを全面に押し出していますね。
This is meがいい曲
主題歌のThis is meが非常に良い曲です。それ以外の曲もいい曲が多いです。
This is meはゴールデングローブ賞の主題歌賞を受賞しています。
また,本作品のサウンドトラックは,英国にてアルバムチャートで第一位を記録。ミュージカル映画としては,音楽が評価され,大衆の人気を得たということで非常に成功した作品ではないかと思います。
6週連続1位はすごいですね!
ザック・エフロンはやはり歌がうまい
ディズニーのミュージカル,ハイスクール・ミュージカルにて主役のトロイ・ボルトンを演じた,ザック・エフロン。
この映画は,もう12年も前の映画で,ザック・エフロンも当時18歳。とはいえ,こちらのように非常に歌が上手いなーと,私も大学生のときに映画を見て思ったものです。
個人的には,これに出ていたヴァネッサ・ハジェンズがかわいいという理由で,全作品を見てしまいましたw
ゼンデイヤもさすが歌手!
黒人の女性で空中ブランコの曲芸を演じる役で出演していたゼンデイヤも,シンガーソングライターとして活躍する女性です。スパイダーマンホームカミングで,主人公の高校の同級生で一風変わった女性を演じた彼女も,歌はさすが!
本作品でも,ザック・エフロンのフィリップと同様注目すべきキャストではないかと思います。
ラ・ラ・ランドを超えたか?
批評家の間では意見は真っ二つです。映画評論家の講評をまとめた,rottentomatoesでは,本作を肯定的に支持したのは55%で,10点満点中6点のスコア。
ラ・ラ・ランドは,92%の支持を得て,スコアも8.7。数字で見るとラ・ラ・ランドに分がありそうですね。
アカデミー賞に関しても,ラ・ラ・ランドでは,監督賞、主演女優賞、撮影賞、作曲賞 、歌曲賞、美術賞の6部門を受賞していましたが,本作は歌曲賞のみでノミネートされたのみで,受賞もかなっていません。
米国の批評が全てではありませんが,個人的にもラ・ラ・ランドに比べ,ストーリーはわかりやすいですが,あまりに単純明快すぎるような気はします。
もちろん,万人だれが見ても楽しめる映画ですし,見終わった後非常に幸せな気分になれる素晴らしい映画だと思います。
こういうところは批評サイトを見ただけではわからないところかなと思います。
まとめ
- グレイテストショーマンはヒュー・ジャックマン,ザック・エフロン,ゼンデイヤなどなど歌唱力抜群のキャストが出演。
- ラ・ラ・ランドの制作陣によって,本作も主題歌が非常にかっこいい!
- 米国の批評ではラ・ラ・ランドを下回るスコアであるものの,オトナから子供まで誰もが楽しめ,幸せになれる映画!
是非見てみてください!
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