電通社員の過労死について思ったこと
電通社員が過労死をしたことについて,Twitterやフェイスブックのタイムラインでいろいろな記事が流れてきましたが,下の記事を読んで思ったことをつらつらと書いてみます。
多様性を認めること
全てはこれに尽きると思うのですが,
自分は他人ではないということ。そして,それを認めて他人を尊重すること。
世の中のハラスメントは,この考えでだいたいは解決できるのではないかなと思っています。(もちろん僕は心理学を専攻したわけでもないので,ただこうおもっているというだけです。科学的根拠を示せるようになりたいものですが。)
自分だったらこれくらい頑張れるんだから,お前も頑張れよ。
そういう考えはいけない考えなのかな,とココ数年しか働いていない若造が働きながら思っていることです。
努力は強要してはいけない
前節最後と重複しますが,これも多様性に関わることですけど,無理強いというのが一番良くないんでしょうね。
頑張らなければ,いい結果や成果を得ることはできないという認識は事実だと思います。しかしながら,仕事に対するモチベーションは人それぞれであり,仕事によって達成感を得られるならどんな苦しいことも厭わないという人もいれば,給与はこれくらいなんだから,それしかもらえないならこれくらいの成果しか出せないだろう。と思う人だっていると思います。
個人的には,努力をする人に対しては敬意を払うべきだし,自分も努力しなければいけないと思って仕事をしていますが,それは自分がそう思ったからであり,他人もそう思っている,思わなければおかしいというのはちょっと筋が違うんでしょうね。
楽観的でいられる心の余裕
タダのサラリーマンだからなのかもしれませんが,やはりよく寝て,よく遊んで,よく(ほどほどかなw)働いて,というバランスを保つこと,自分以外の人に興味関心が持てる程度の心の余裕があること,ただそれだけで人は優しくおおらかな人になれると思います。
そうしていても,すぐキレる人はもちろんいますし,それがおかしいといいたいわけではありませんが,ふと立ち止まって,自分の状況を客観的に見直す時間が有るだけでも,だいぶ心の余裕ができることがあります。
働くために生きるのではなく,生きるために働く。働かなくても,まあしばらくはなんとか生きてはいけるよね。
そんな考えになるときも,たまにはあっていいのかなと思います。
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